英検準2級プラスとは?

「英検準2級プラス」は、準2級と2級の間に位置する新しい級で、2025年度から導入されます。この級は、学習者が段階的に英語力を高めるための明確なステップを提供することを目的としています。

導入の背景と目的

導入の背景には、受験者データや声からわかった意見が理由の一つだったそうです!

準2級と2級には大きな壁があり、英検2級からは応用、論理的思考力や自分自身で英語で考え、英語で発信し、「実用的に英語を使う力」が求められているのが英検2級になります。単語のレベルでも2級と準2級では段違いであり、5級から準二級までは各級の合格までにかかる時間が約1年間であるが、準二級合格者が二級に合格するまでには約2年近くかかっていることがわかったそうです。およそ2倍以上かかっているこのデータでわかることは、2級の難しさです。

2級に合格するには、生徒の能動的な姿勢が必要になってきます。2級合格にはしっかりモチベーションを維持し、ゴールまでの道筋をはっきりし学習に取り組む必要があります。

英検協会は、準2級と2級の間に新しい級を設けることで、

  • 学習者の意欲や自信を高める

  • 準2級と2級のギャップを埋め、学習者に身近な目標を提供する

  • 小さな成功体験の機会を提供し、学習者のモチベーションの維持・向上を図る

  • 高校2年生にふさわしい英語力が身につけられていることを客観的に示す

これにより、学習者が段階的に英語力を高めるための明確なステップが提供されるようになりました。

レベルと特徴

「準2級プラス」は、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)においてA1とA2の中間レベルに相当すると考えられます。これは英検CSEスコア1550~1949の範囲になります。合格基準スコアは1829になります。(一次試験1402、二次試験427)

この級の導入により、学習者は以下のようなメリットがあります:

  • 段階的な学習目標の設定が可能

  • 英語学習の進捗をより細かく把握できる

  • モチベーションの維持と向上

まとめ

「英検準2級プラス」は、学習者にとって新たな挑戦と成長の機会を提供する級です。この級の導入により、英語学習のステップがより明確になり、学習者のモチベーション向上や英語力の強化が期待されます!詳しくはこちらのページをご覧ください!

英検準二級プラス特設サイト