家庭でも、我が子の英語力を伸ばしたい。
そのための効果的な方法とは?

2023年11月20日にGO セミナー「我が家の英語アウトプット力を最大化する秘訣」~英語が苦手/得意な親がすべきアプローチとは?~をオンラインで開催しました。
講師を務めたのは、GO Schoolのグループ校である「アオバジャパン・インターナショナルスクール」の元校長リズ・デ・ソーサさんです。本記事では、そのセミナーのポイントをお伝えします。

GO School顧問
リズ・デ・ソーサ Liz De Souza
30年にわたり、アオバジャパン・インターナショナルスクール目黒キャンパス校長を務める。「恐れていたことを克服した時に人は成長し、大きな世界で活躍します。卒業生が国際舞台で活躍する姿をみることがいまも嬉しく、教育に携わっています」

 

英語アウトプット力とは?

・読めるのに書けない
・聞き取れるのに発音できない
……などのお悩みはありませんか。

インプット中心の英語学習を続けていると、十分な知識を持っているにもかかわらず、その知識を活用しきれないことがあります。

まずリズさんは、「英語の習得でいちばん大切なのは、子どもの年齢に応じて、正しいプロセスで英語をアウトプットする環境を整えてあげることです」と説明します。それができれば、たとえ英語が苦手な親でも、子どもの英語力を大きく伸ばすことができるのです。
ここで言う「アウトプット」とは、「自分が持っている知識が運用できているかを検証すること」です。

では、カギとなる「アウトプット」の効果とはなんでしょうか。リズさんは、大きく以下の4つの効果があるといいます。

①「知識」と「運用能力」のギャップに気づくことができる
読んだり、書いたりを繰り返すことで、「自分が伝えたいことをうまく伝えられない……」という、もどかしい経験をたくさんするようになる。そのもどかしさが「もっと単語や文法を覚えよう!」という向上心につながり、インプットが促進される。

②相手からフィードバックを得られる
他者との会話を通じて、自分の英語がちゃんと伝わっているのか確認できる。それにより、“伝わる英語”を体得できる。

③文法のより細かい点に意識が向く
実際に「書く」「話す」ことで、冠詞(aやtheなど)の正しい使い方、単数形と複数形の使い分けなど、文章構造の細かい点にも意識が向くようになる。それにより理解力がさらに向上する。

④言語知識の自動化が進む
アウトプットを繰り返すことで、いわゆる“英語脳”になり、無意識に英語を扱えるようになる。瞬時に英語が口から出るようになる。

「この①~④のプロセスを意識しながらアウトプットの機会を増やしてあげることで、子どもの英語力は着実に伸びていきます。④の『言語知識の自動化』には、ある程度の時間がかかりますが、楽器の演奏や車の運転と同じで、何度も繰り返すことで必ず到達できます」(リズ氏)

 

アウトプットを
生活のなかで増やすポイントは?

家庭でアウトプットの機会を増やすために、以下の6つを意識してみてください。

1. Listen:聞く
英語に慣れるためにも、まず「聞く」機会を増やす。発音・単語・言い回しを自然と覚えることができる。

2. Imitate:まねる
聞いた英語の発音や表現法、リズムをまねしたり、見た英文を実際に書いてみることで、さらに身に付きやすくなる。

3. Read:読む
読むことで、発音やスペルだけでなく、文法や言い回しも自然と身につく。小さい子どもには絵本を用意するなど、全年齢でなるべくたくさんの「読む」機会をつくってあげる。

4. Speak:話す 
日常的に英語を話す機会を設ける。「Can you pass me 〇〇?」(〇〇を取ってくれない?)、「Sit down.」(座って)といった簡単なフレーズでもいいので、英語で話しかけてあげる。英単語を日本語の会話に混ぜてもOK。

5. Practice with a partner:パートナーと英語を練習する
会話やコミュニケーションを通じて英語に親しむ。

6. Learn expressions & idioms to use in daily life
日常生活で使える表現やイディオムを中心に学ぶ。“活きた”英語を習う。

「ドラマや映画、絵本など、子ども興味がもって触れた英語は、覚えやすくなります。また、日本語と英語の両言語で話しかけることで理解が進みます。絵本や映画でも、日本語版と英語版の両方に触れさせるのも効果的です」(リズ氏)

 

下記は、リズさんが年齢別におすすめする英語教材です。ぜひ参考にしてみてください。

 

最後に参加者とリズさんの質疑応答が行われ、以下のようなやりとりがありました。

Q1:自分は英語が苦手で、子どもから“ママの英語が間違っている”と指摘されてうまくコミュニケーションがとれません。どうしたらいいですか?」(参加者Aさん)

A1:“ママに英語を教えて”とお子さんにお願いしてみたらどうでしょうか。英語を話す機会が増えますし、お子さんの自信につながると思います(リズさん)

Q2:YouTubeやスマホアプリなどで4歳の息子に日常的に英語に触れさせています。土曜日だけ通っているインタナショナルスクールの先生からは、“基本的な英語力はだいぶ身についています”と言われるのですが、家では私が英語で話しかけても、息子は英語を使ってくれず、日本語で返してきます。息子の英語の実力を知るためにも、家でも英語を使ってほしいのですが、どうしたらいいのでしょうか?(参加者Bさん)

A2:まず、英語で問いかけて、日本語で返事が返ってくるということは、リスニング力はあるということなのでご安心ください。そして英語を使ってもらうためには、英語を使うゲームなどをしてみてはどうでしょうか。楽しみながら英語を使ってくれると思います(リズさん)

 

こうして約1時間のセミナーは終了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

 

GO Schoolでは、家庭での英語アウトプット力を最大化するサポートをいたします。
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