はじめに：英語ジャーナルってなに？

「英語ジャーナル（English Journal）」とは、その日あったことや自分の気持ちを英語で書く日記のことです。
日々の体験を「英語でアウトプットする」ことで、自然に語彙や表現が身につき、英語が“自分の言葉”になっていきます。

日本語の日記と同じように、「今日は何をしたの？」「どんな気持ちだった？」というシンプルな問いに、自分なりの言葉で答える練習になります。

なぜ英語ジャーナルがおすすめなの？

① 英語を「使う」力がつく

教科書の英語では、どうしても“覚えること”が中心になりがち。でも英語ジャーナルでは、「自分の言いたいことを英語で表現する」経験が積めます。これは英会話やスピーチの土台にもなる力です。

② 英語に対する“自信”が育つ

「英語＝難しい」と思ってしまいがちですが、短い一文でも自分の力で書けた！という体験が積み重なることで、「できるかも！」という気持ちが芽生えます。

③ 継続することで表現が広がる

最初は “I ate curry.” のような1文から始めても、だんだん “I ate curry with my family. It was very delicious.” のように、語彙も文の長さも広がっていきます。

英語ジャーナルの書き方ステップ

ステップ①：書く前に「今日のこと」を思い出す

「今日あったこと」「うれしかったこと」「がんばったこと」など、まずは日本語でもいいので考えてみましょう。頭の中を整理する時間があると、英語でも書きやすくなります。

ステップ②：テンプレートにあてはめてみる

最初は型に沿って書くと安心です。

📝 おすすめテンプレート（低学年向け）

• Today is (day).
  今日は○曜日です。
• The weather is (sunny / rainy / cloudy).
  天気は○○です。
• I feel (happy / sad / tired / excited).
  気持ちは○○です

📝 おすすめテンプレート（高学年向け）

• Today is (day), and the weather is (weather).
  今日は○曜日で、天気は○○です。
• I (did something).
  私は○○をしました。
•  I learned/thought/felt (something).
  私は○○を学びました／考えました／感じました。
•  The best part of my day was (something), because (reason).
  今日一番楽しかったのは○○です。なぜなら○○だからです。
• I want to (goal or wish for tomorrow).
  明日は○○したいです。

ステップ③：できた文章にイラストを添えても◎

まだ英語が不安なお子さんには、自分で描いた絵を添えると日記がもっと楽しくなります。表現の幅も広がりますし、「英語＋アート」のような感覚で続けやすくなります。

よく使う表現リスト（Vocabulary）