<img src="noncognitivekids.jpg" alt="非認知能力">テストの点数だけでは測れない力

人間には、IQやさまざまな試験、点数で数値化できる知的能力(cognitive skills)と、意欲・忍耐力・協調性・自己管理能力・創造性・好奇心など、数値化することが難しいスキルや姿勢、社会活動において大切な非認知能力 (non-cognitive skills)があります。

「勉強ができれば安心」と思いがちですが、子どもの成長にとって、点数や成績では測れない力もとても大切です。

アメリカの研究では、幼少期に非認知能力が高い子どもは、将来の学業成績やキャリア、さらには幸福度にまで良い影響を与えることが分かっています。つまり、子どもの将来の土台となるのは「何を知っているか」よりも「どう考え、どう行動するか」なのです。

非認知能力の種類

非認知能力の種類は様々あり、様々な観点から分類ができますが、ここでは日本生涯学習総合研究所が公開している非認知能力を紹介いたします。

  1. 問題解決能力:問題を見つけ、自分で考えて解決方法を作り、実行する力。
  2. 批判的思考:物事を客観的に考え、根拠をもとに正しく判断する力。
  3. 協働力:仲間と助け合い、尊重し合いながら目標を達成する力。
  4. コミュニケーション力:自分の気持ちを伝え、相手の気持ちも理解して信頼関係を築く力。
  5. 主体性:自分で決めて、責任をもって行動する姿勢。
  6. 自己管理能力:目標を達成するために、自分をコントロールできる力。
  7. 自己肯定感:「自分は大切な存在だ」と前向きに思える感覚。
  8. 実行力:立てた計画をやり遂げ、結果につなげる力。
  9. 統率力:みんなをまとめ、目標に向かって引っ張っていく力。
  10. 創造性:経験や努力をもとに、新しいアイデアを生み出す力。
  11. 探究心:「もっと知りたい!」と深く追いかける気持ち。
  12. 共感性:他人や自然の気持ちを感じ取り、分かち合える感性。
  13. 道徳心:善悪を理解し、良いことをしようとする心。
  14. 倫理観:人として正しくあるための考え方や姿勢。
  15. 規範意識:社会のルールや決まりを守ろうとする意識。
  16. 公共性:社会の一員として、自分の役割や責任を果たそうとする姿勢。
  17. 独自性:自分らしい考えやアイデアを大切にする力。

子どもにとってなぜ大切なの?

非認知能力は、子どもの日常生活や将来に直結します。

  • 学習意欲を高める
    目の前の勉強を「やらされるもの」ではなく「挑戦」として楽しめるようになります。

  • 人間関係を豊かにする
    友達と協力する力や相手を思いやる気持ちが育まれ、学校生活がより充実します。

  • 失敗しても立ち直れる力を養う
    テストで点が取れなくても、うまくいかないことがあっても、諦めずに挑戦し続ける粘り強さにつながります。

  • 将来の社会で必要な力
    社会では答えのない問題に直面することが多くなります。そのとき、自ら考え行動できる力や周囲と協働できる力が重要になります。

GO School が大切にしていること

GO School は単なる英語教室ではありません。私たちが目指しているのは、子どもたちが 未来を切りひらく力 を育てることです。

授業では「答えを暗記すること」よりも「自分の意見を持ち、相手に伝えること」を重視しています。先生や仲間と一緒に考え、話し合い、学び合う過程で、子どもたちは自然と非認知能力を身につけていきます。

英語を学びながら挑戦する経験 → 自信と積極性

多文化を理解する経験 → 柔軟性と共感力

仲間と協力する経験 → 協調性と社会性

 

GO Schoolのレッスンで育まれる非認知能力

GO School では、世界的に評価の高い教材を活用したバイリンガルカリキュラムを導入しています。 Welcome to Our WorldExplore Our WorldReach Higher といったシリーズは、子どもたちの英語力を伸ばすだけでなく、探究心や表現力を育むことを目的としています。写真やイラストを使った問いかけや、日常に身近なテーマから学びを広げる工夫が満載です。ただ知識を取り入れるだけでなく、五感を使いながら学ぶことができます。

また、GO School のレッスンでは 「自分で考え、問いを立てる力」 を大切にしています。先生は単に知識を伝えるだけではなく、子どもたちに質問を投げかけ、自分なりの答えを考えたり調べたりする活動を取り入れています。こうしたプロセスが、問題解決力や批判的思考力、探究心を自然に引き出します。

さらに、協働性やコミュニケーション力 を育む場として、GO School では定期的にイベントを開催。生徒全員が集まり、英語で歌を歌ったり、PowerPoint を使ってプレゼンテーションをしたり、SDGs・ICT・アートなど幅広いテーマについて学んだ成果を発表します。仲間と協力しながら準備を進める経験は、協調性や表現力、自信につながります。先生がテーマを与えるだけでなく、生徒自身が「もっと知りたい!」と思ったことを探究できる環境があるからこそ、創造性や主体性が大きく育まれていきます。

GO School のレッスンは 「英語を学ぶ場」以上の価値 を持っています。知識の習得に加えて、非認知能力を自然に育む仕組みが組み込まれていることこそ、GO School の大きな特徴です。

まとめ

非認知能力は、子どもがこれからの時代を生き抜くうえで欠かせない力です。そして、バイリンガル教育はその力を育むための最適な環境のひとつです。

GO School では、英語教育を通して「知識」だけでなく「人としての力」を伸ばすことを大切にしています。子どもたちが未来に羽ばたくために、GO School で一緒に非認知能力を育ててみませんか?