近年、日本の教育現場でもよく耳にするようになった「アクティブラーニング」。
「なんとなく聞いたことはあるけれど、実際にはどんな授業なの?」「うちの子には向いているの?」と疑問に思っている保護者の方も多いのではないでしょうか。

アクティブラーニングとは?

アクティブラーニング(Active Learning)とは、子どもが**受け身ではなく「主体的・能動的に学ぶ」**スタイルの学習方法です。
従来の「先生の話を聞いてノートを取る」形式とは異なり、グループでのディスカッション、問題解決型の学習、プレゼンテーション、探究型プロジェクトなどを通じて、自ら考え、発言し、行動する力を育てます。

つまり、知識を詰め込むのではなく、知識をどう使うかを学ぶ学習なのです。

従来の授業とどう違うの?

従来の授業スタイルでは、「先生が前で教える」「生徒は静かに聞いてノートを取る」という形が中心です。
もちろんこのスタイルにも良さはあり、正確な知識のインプットや集中力を高める面では大きな効果があります。このスタイルの一番のメリットは「知識量」にあります。

しかしアクティブラーニングは、その反対ともいえる子どもが中心の授業」です。
生徒がグループで話し合ったり、自分で調べたり、プレゼンテーションをしたりしながら、学びを深めていきます。

従来型授業 アクティブラーニング
教師が中心 子どもが中心
一斉講義が多い 対話・探究活動が多い
正解を教える 自分で考えさせる
知識の記憶が目的 思考力・表現力を育てる

なぜいまアクティブラーニングが注目されているの?

社会の変化は加速しています。AI、グローバル化、SDGs、そして働き方の多様化……。
このような不確実な時代を生きる子どもたちには、「正解を早く見つける力」ではなく、「問いを立て、自分で考え、協働して答えを創り出す力」が求められています。アクティブラーニングは、こうした力を育むのに最適な学びの形として注目されています。実際に、文部科学省もアクティブラーニングを重視し、「主体的・対話的で深い学び」を教育の柱の一つとしています。

インターナショナルスクールでは当たり前?

アクティブラーニングは、多くのインターナショナルスクールで既に当たり前のように実践されています。
なぜなら、英語での教育においては「言語を使いながら考える・伝える」というプロセスそのものがアクティブだからです。

また、多国籍の子どもたちが在籍する環境では、違いを尊重しながら意見を出し合う経験が自然と積み重なり、自己表現力・批判的思考力・協働力が育まれやすいのです。

IB(国際バカロレア)ではどう教えているの?

IB(International Baccalaureate)は、スイス発の国際的な教育プログラムで、現在では世界160以上の国と地域、5,000以上の学校で採用されています。
IBは、以下の4つの教育プログラムを通じて、年齢に応じた「探究型学習」を提供しています。

  1. PYP(Primary Years Programme):3〜12歳対象の初等教育プログラム
  2. MYP(Middle Years Programme):11〜16歳対象の中等教育プログラム
  3. DP(Diploma Programme):16〜19歳対象の大学進学準備プログラム
  4. CP(Career-related Programme):職業志向の高校生向けプログラム

IBの特徴は、「知識を覚えること」よりも「知識を使って考えること」に重点が置かれている点です。
すべてのプログラムでアクティブラーニングがベースとなっており、以下のような学習が日常的に行われます:

  • 子ども自身が「探究したいテーマ」を設定し、学びをリードする

  • 教科の枠を超えて、横断的に学ぶ(例:環境問題を理科×社会×英語で考える)

  • プレゼンテーションや展示など、アウトプット型の評価が中心

  • 教師は「教える人」ではなく「学びの伴走者・ファシリテーター」

IBでは、学力だけでなく、思考力・国際感覚・自己管理能力・他者との協働力といった「学び続けるための力」を育てることが目標とされています。

アオバインターナショナルスクール(Aoba-Japan International School)はIB認定校!

アオバインターナショナルスクール(Aoba-Japan International School)は、国際バカロレア(IB)認定校として、PYP(初等教育プログラム)・MYP(中等教育プログラム)・DP(大学進学準備プログラム)を提供する一貫校のひとつです。

アオバでは、どの年齢の子どもにも「自分で考え、学ぶことの楽しさ」を実感してもらえるよう、アクティブラーニング=探究型学習の実践が日々行われています。これは英語や算数といった教科に限らず、芸術・科学・道徳・プロジェクト活動などあらゆる場面に広がっており、子どもたちの“学びに向かう力”を自然に育てています。

ご家庭でも取り入れられるアクティブラーニング:GO Schoolのご紹介

「でも、うちはインターナショナルスクールに通っていないし……」という方もご安心ください。
アクティブラーニングの良さをご家庭でも体験できるオンラインバイリンガルスクールが、GO Schoolです。

GO Schoolでは

  1. 子どもが主役・中心レッスン
  2. 興味・関心に合わせたテーマ学習(動物、宇宙、環境など)、単語学習
  3. 答えのない問いに対し英語で考え、英語で伝えるトレーニング
  4. アウトプット重視の学習

を通して、英語を“学ぶ”のではなく、“英語で学ぶ”力を育てています。

学校ではなかなか得られない「発言する経験」や「自分の考えを英語で伝える実践の場」であり、機械的な学習よりもしっかり英語力を身につけることができるため、多くのご家庭から支持されています。

これからの時代を生きる子どもたちにとって、必要なのは「正解を出す子」ではなく、「自分で考え、行動し、対話できる子」
アクティブラーニングは、そのような力を育てるための鍵となる学び方です。

GO Schoolは、インターナショナルスクールに通わずとも、自宅で質の高い英語教育を受けられる選択肢です。

少しでも気になった方は是非こちらのリンクをクリックしてください!
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Go Schoolでは説明会とイベントも行っていますので、そちらもチェックしてみてください。
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